霞が関三丁目の行政中枢に立地する省庁庁舎。旧・大蔵省の本庁舎として建てられ、戦後の接収・返還を経て、現在は財務省と国税庁の拠点となっている。
設計は大蔵省営繕管財局の大熊喜邦。1936年に大倉土木が着工、資材難で中断後、1939年に井上工業が再開し、1943年に竣工した。
隣接する合同庁舎4号館と一体的に超高層化する計画があったが断念。 免震化を含む耐震改修を施し、前庭整備が実施された。東京メトロ霞ヶ関駅・虎ノ門駅から至近の距離。
財務省
日本の財政を担う中央省庁で、予算編成や税制の企画、国債管理、国有財産の運用などを担当する。
2001年に旧大蔵省から改組され、経済の安定と財政健全化を目的に政策を推進。主計局・主税局・理財局など複数の専門部局で構成されている。