田中角栄や中曽根康弘の個人・派閥事務所が置かれ「権力の館」と呼ばれたビル。 1966年までは自由民主党が本部を構えていた。永田町に隣接する平河町に立地。自民党担当の記者クラブである「平河クラブ」の由来ともなった。
別館敷地にある赤木正雄の像。
砂防の父と呼ばれ、全国治水砂防協会の設立に尽力した
当時としては珍しいスチールサッシ、御影石の柱を使った豪華な造り。 砂防に関する研究・啓蒙活動などを行う全国治水砂防協会の事務局のほか、 砂防図書館、赤木正雄記念館などが置かれる。2階から5階が賃貸オフィス。 かつては800名収容の砂防会館ホールを併設していたが、別館Bとして建て替えられている。
稼働当時のフロア構成
2階~5階:賃貸オフィス
中2階:赤木記念館 特別会議室
1階:砂防協会事務局 会員室
地下1階:砂防古文書館 砂防図書館 レストラン
老朽化などを理由に閉館。 解体した後、新会館は地上7階地下1階、延べ床面積6918m2の規模で建て替えられる。 2018年5月に完成予定。