竣工年 | 1970年 |
階数/高さ | 地上17階・地下3階 |
延べ床面積 | 240,250㎡(本館+インペリアルタワー) |
建築主 | 帝国ホテル |
設計 | 高橋貞太郎 |
施工 | 鹿島建設・清水建設・大林組 |
日本を代表する名門ホテルでホテルオークラ、ニューオータニと並ぶホテル御三家のひとつ。 日比谷公園に隣接して立っている。
過去にはエリザベス英女王やフォード米大統領が宿泊するなど日本の迎賓館的役割を担ってきた。 25を超える宴会場の中でも本館「孔雀の間」は3000名を収容できる国内最大級の宴会場となっている。 本館(560室)と1983年竣工の帝国ホテルタワー(361室)の2つの建物から構成される。※タワー館は2024年に営業終了
帝国ホテル 2代目本館(ライト館)のエントランス(明治村)
現在の本館は3代目。初代が完成したのは明治23(1890)年で地上3階建て、客室数60室の規模だった。 その後、大正12(1923)年には著名建築家フランク・ロイド・ライトが設計したことでも知られる新館“ライト館”が完成し客室数は270室へと拡大した。 ライト館は1970年の現本館への建て替えに伴って取り壊されてしまったが、玄関部分は愛知県犬山市の明治村に移築保存されている。
帝国ホテルの年表
年 | 出来事 | 説明 |
1890 | 帝国ホテル開業 | 外国賓客を迎える迎賓ホテルとして開業 |
1923 | ライト館開業 | 9/1開業当日に関東大震災、主要構造が持ちこたえる |
1968 | ライト館解体 | 2代目本館を解体、玄関・ロビーは明治村へ移築 |
1970 | 現・本館竣工 | 高橋貞太郎・武藤研究室設計、BCS賞受賞 |
1983 | タワー館開業 | ホテル・オフィス・商業が入る複合ビルとして開業 |
2021 | 建替計画公表 | 段階的建替え、新本館デザインに田根剛を起用 |
2024 | タワー館営業終了 | 6/30に閉館、プラザは3/31閉館し再開発へ |
2036 | 新本館完成予定 | 本館建替え完了予定(計画) |