日本を代表する名門ホテルでホテルオークラ、ニューオータニと並ぶホテル御三家のひとつ。 日比谷公園に隣接して立っている。
過去にはエリザベス英女王やフォード米大統領が宿泊するなど日本の迎賓館的役割を担ってきた。 25を超える宴会場の中でも本館の孔雀の間は3000名を収容できる国内最大級の宴会場となっている。 本館(570室)と1983年竣工の帝国ホテルタワー(361室)の2つの建物から構成される。
帝国ホテル 2代目本館(ライト館)のエントランス(明治村)
現在の本館は3代目。初代が完成したのは明治23(1890)年で地上3階建て、客室数60室の規模だった。 その後、大正12(1923)年には著名建築家フランク・ロイド・ライトが設計したことでも知られる新館“ライト館”が完成し客室数は270室へと拡大した。 ライト館は1970年の現本館への建て替えに伴って取り壊されてしまったが玄関部分は愛知県犬山市の明治村に移築保存されている。