写真1 設計者の今井兼次は「皇后さまのお人柄にふさわしい様に気品豊かな花のような印象のものにしたいと考えた」と語っている
| 竣工年 | 1966年 |
| 階数/高さ | 地上3階/21.05m |
| 延べ床面積 | 1,254㎡ |
| 建築主 | 宮内庁 |
| 設計 | 今井兼次・宮内庁管理部工務課 |
| 施工 | 前田建設工業 |
| 所在地 | 東京都千代田区千代田1−1 周辺建物リスト |
皇居東御苑の本丸地区、旧江戸城天守台跡の近くに立つ音楽堂。 洋楽を好んだ香淳皇后の還暦を記念し、1966年に建てられた。
名称は香淳皇后の誕生日である3月6日、桃の節句とお印の「桃」に由来する。 「とうかがくどう」と読み、香淳皇后自らが命名した。 客席は約200席を備える。
設計は今井兼次。 テッセン(つる草の一種)の花弁をかたどる八角形の建物で、外壁には日月星、松竹梅、楽の音などを主題にした陶片壁画を配する。 音響設計は日本放送協会総合技術研究所が担当した。
第8回BCS賞を受賞し、この作品で今井兼次は日本芸術院賞を受けた。 宮中関係の音楽会会場としても使われる。
香淳皇后
香淳皇后は、昭和天皇の皇后。 1903年、久邇宮邦彦王の第1王女・良子女王として誕生し、1924年に皇太子裕仁親王と結婚した。 昭和期の皇后として皇室行事や戦後の巡幸に同行し、養蚕や福祉活動にも関わった。 2000年崩御。