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| 竣工年 | 2003年 |
| 階数/高さ | 地上7階・地下2階 |
| 延べ床面積 | 2,939㎡ |
| 建築主 | 南悠商社 |
| 設計 | 坂倉建築研究所 |
| 施工 | 清水建設・水澤工務店 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門4丁目1−35 周辺建物リスト |
The Okura Tokyo東側、江戸見坂沿いの高台に立つ美術館・オフィス複合ビル。 2003年、南悠商社の本社ビルとして竣工した。
地下1階に菊池寛実記念 智美術館が入る。 現代陶芸コレクターの菊池智のコレクションを母体とし、現代陶芸や工芸を紹介する企画展を行ってきた。
館名は、菊池智の父で実業家の菊池寛実にちなむ。 この地は寛実が晩年の活動拠点とした場所で、西久保の名は中世の西久保城に由来する。
設計は坂倉建築研究所。 外壁にライムストーンを用い、1階ホールと地下展示室を結ぶ螺旋階段には、横山尚人のガラス手摺を設置している。 篠田桃紅の作品や鋳金作家による館銘板など、建物の随所に菊池智の美意識が反映されている。
上層部には南悠商社が本社を置く。 1階にはカフェ「Salon 茶楓」も入り、庭園に面した落ち着いた空間を形成している。
菊池寛実
菊池寛実は福島県いわき市出身の実業家。 炭鉱経営を基盤に南悠商社を設立し、エネルギー関連事業を展開した。 陶芸家を支援したことでも知られ、娘の菊池智が現代陶芸に関心を深めるきっかけにもなった。 晩年は虎ノ門の西久保の地を活動拠点とした。