銀座数寄屋橋交差点角に立つオフィス・商業の複合ビルで低層階はモザイク銀座阪急(旧・数寄屋橋阪急)が入居していた。
かつては「マツダビルディング」と呼ばれたオフィスビルで、東芝の前身の1社である東京電気が本社を構えていた。 なお“マツダ”とは東京電気が白熱電球のマツダランプをライセンス生産したことに由来しており、自動車メーカーのマツダとの関連はない。 1939年に芝浦製作所と合併し、東京芝浦電気になった後も“マツダ”と印字した標章は使用され続けていた。
1956年、低層階に数寄屋橋阪急が開業。1966年に新橋側に増築。外装もリニューアルして「銀座東芝ビル」に改称した。
2007年に東急不動産が1610億円でビルを取得し、新たな商業ビル「東急プラザ銀座」へと建て替えた。