東京川崎財閥系の日本信託銀行の旧本店ビル。 日本橋タカシマヤから中央通りを挟んで斜向かいに立っている。 2014年、総合不動産会社のスターツコーポレーションがビルを取得し、ビル名称を川崎定徳本館からスターツ日本橋ビルに変更した。
昭和2年竣工の川崎銀行本店を建て替えて誕生。玄関部分に旧ビルの意匠が再現されている(ただし柱は装飾的意味が強い)。 日本信託銀行が吸収合併された後は三菱UFJ信託銀行日本橋支店として機能していたが2014年10月、近隣に完成したメルクロスビルに移転した。
1991年度BCS賞を受賞している。 なお、川崎銀行本店ビルの一部は明治村(愛知県犬山市)に移築保存されている。
川崎銀行本店ビル
竣工年:1927年 解体年:1987年 建築面積:26.9坪 構造 鉄筋コンクリート造3階建て