新宿・市ヶ谷台の広大な敷地に展開する中央官庁の庁舎群。 2000年に檜町地区から本庁機能が移転し、日本の防衛政策を担う中枢として運用されている。
A~E各棟が儀仗広場を囲む配置で、総延べ床面積は36万㎡。 代表棟となる地上19階建ての庁舎A棟に、防衛大臣室、内局、海上幕僚監部、海上幕僚監部、航空幕僚監部などが置かれる。 敷地内には東京裁判の法廷を移設・復原した「市ヶ谷記念館」があり、事前申込制の見学ツアーで公開されている。
防衛省
2007年に防衛庁から昇格した日本の行政機関で、陸・海・空自衛隊を統括し、国防と安全保障を担う。
2024年度の定員は268,405人で、うち自衛官が247,154人、文官などの職員が21,251人。統合幕僚監部や防衛装備庁、防衛大学校などを傘下に持つ。