皇居に面した千代田区竹橋に立つオフィスビルで30年以上にわたって総合商社大手の丸紅の本社として使われた。 3000人以上が勤務していたが2016年、ビル建て替えに伴って東京日本橋タワーに本社を仮移転した。
丸紅は五大商社の一角で食料や電力ビジネスに強みをもつ。 伊藤忠商事と同じく伊藤忠兵衛を創始者としている。伊藤忠からの分離独立を経て1949年に丸紅として設立された。
丸紅の東京拠点は東京駅八重洲口にあった国際観光会館から大手町ビルを経て1972年に丸紅ビルディングに移った。 大阪と東京との2本社制を導入した1966年に実質的な本社機能を東京本社に集約している。 丸紅ビルディングのビルオーナーは三菱地所で丸紅は一棟借りして入居していたが1996年に物件ごと買い取った。