| 竣工年 | 1971年 |
| 階数/高さ | 地上12階・地下2階/軒高45.94m・塔屋屋根53.85m |
| 延べ床面積 | 53,496㎡ |
| 建築主 | 建設省 |
| 設計 | 建設大臣官房官庁営繕部 |
| 施工 | 鹿島建設 |
霞が関の官庁街に位置する合同庁舎で、六本木通りと国会通りの交差点に面して立っている。 入居官署は内閣府のほか、消費者庁、復興庁など。
中央官庁の組織が分散していたことや、必要面積の不足を背景に計画され、1971年に竣工した。 各階に庇を重ねた水平基調の外観が特徴。 ビル各面にある出入り口は人と車の分離を図っており、同一フロアに設けない設計となっている。 1972年に第20回営繕工事設計コンクールで官庁営繕部長賞を受賞している。
2013年~2017年には免震レトロフィット工事が行われ、防災拠点としての耐震性能が強化された。 屋上部の緑化も実施されている。
入居官庁
| 官庁名 | 説明 |
|---|---|
| 内閣府 | 内閣の重要政策の企画立案や総合調整を担う。館内には国際平和協力本部事務局(PKO)や原子力委員会などの機能が入る。 |
| 内閣法制局 | 法律案・政令案などを審査し、憲法や法体系との整合を確認する内閣の機関。 |
| 総務省 公害等調整委員会 | 公害紛争処理制度にもとづき、公害に関するあっせん・調停・仲裁・裁定などを行う。 |
| 農林水産省 農林水産政策研究所 | 農林水産政策に関する調査研究を担う研究機関。 |
| 消費者庁 | 消費者政策の司令塔として、消費者安全、表示、取引対策などを所管する。 |
| 復興庁 | 東日本大震災からの復興に関する施策の総合調整を担う。 |
| 海上保安庁 海洋情報部 | 海洋の測量・調査や海図の作成、海洋情報の提供などを担う。 |








