龍名館本店ビル

本郷通り沿い、神田駿河台の高台に立つオフィスと宿泊・飲食の複合ビル。 1899年にこの地で創業した龍名館の本店にあたり、1975年に木造旅館から現在のビルへ建て替えられた。

オフィスの貸室を中心にしつつ、1～2階に「ホテル龍名館お茶の水本店」が入る構成。 客室は9室のみで、和と洋を組み合わせた和洋室のジャパニーズスイートとして整えられている。 旅館時代は竹久夢二や伊東深水など、画家をはじめとする文化人に親しまれた。

1階には龍名館の創業年を入れた「レストラン1899お茶の水」が営業している。 オフィステナントはウエルシア薬局首都圏支社など。 設計施工を手がけた大林組グループも、近年まで入居していた。