「東洋一の百貨店建築」とも称されたルネサンス式建築。松坂屋大阪店として昭和初期に完成。日本橋の堺筋に面して立っている。 昭和41年、松坂屋の天満橋への移転に伴って建物は高島屋に譲渡された。
現在は主に事務所としての使用されており、高島屋法人事業部や、ショッピングセンター開発を手がける東神開発関西事業部などが入居。 3階には高島屋史料館があり美術作品などが展示されている。 今後、長期滞在の外国人などを対象としたサービスアパートメント(家具・サービス付きの高級賃貸マンション)への転用が見込まれている。
NHKの朝の連続テレビ小説「カーネーション」の「心斎橋百貨店」ロケ地として使用された。 ドラマのモデルとなった小篠綾子さんが実際に制服を売り込んだのは高島屋岸和田店だという。当時、心斎橋に実際にあった百貨店は「大丸心斎橋店」「そごう心斎橋本店(閉館:現在は大丸心斎橋店北館)」。