盛岡市内丸に立つ岩手日報社の本社ビルで、岩手城跡公園や県庁、市役所がある官庁街に位置する。 1962年に竣工、業務拡大により1969年に5階建てへと増築された。 編集・営業など主要部門が配置されており、岩手日報の業務中枢として機能している。2028年にはJR盛岡駅西口に新社屋を建設し、移転する計画が進んでいる。
岩手日報社
1876年に創刊された「巖手新聞誌」を起源とする。現在発行する「岩手日報」の発行部数は約16.4万部(2025年1月時点)で、県内市場占有率は7割に達する。
全国紙に先駆けて1961年に写植化を導入、1991年には電算編集体制へ移行するなど、印刷・編集の近代化を牽引してきた。