ドラマ『半沢直樹』ロケ地情報

東京中央銀行・伊勢島ホテル・大阪の撮影場所など※随時追加中


東京中央銀行本店

東京の本店に栄転した半沢直樹(堺雅人)。
エリート部署である営業第2部のバンカーとして立ち回ります。

その本店ビルのロケ地(外観)は三井本館。ドラマでは高層ビルになっていますが合成です(本来は隣接する日本橋三井タワーが超高層ビル)。 1話で半沢が通勤する社員を迎えるために東京駅の丸の内側に立っている姿がありましたが三井本館が立地するのは日本橋です。


コリント式の柱が並びます。 三井本館は国の重要文化財に指定されています


東京中央銀行本店のシーンで目をひくのはその重厚な内装。大銀行の雰囲気にピッタリです。 銀行内部のロケは一ツ橋にある学士会館が多用されていました。
なお、東京中央銀行のモデルは原作者の池井戸潤さんが過去勤めていらっしゃった三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)だと思われます。


最終回の屋外テラス

取締役会を見事に乗り越えた半沢。同期2人と東京駅をバックに祝杯をあげていた場所は 新丸ビルの7階レストラン街「丸の内ハウス」の共有テラス席だと思われます。


金融庁

金融庁として映ったのは実際に金融庁が入る霞が関コモンゲート西館でした。 黒崎検査官が部下を前に叱咤激励をしている際、窓の外を電車が通りました。細かい話ですが、当然霞ヶ関に地上を走る路線はありません。




伊勢島ホテル

伊勢島ホテル本社の外観は日本プレスセンター(千代田区内幸町)。日本記者クラブ、日本新聞協会の拠点で、 記者会見などにも使われます。 2部は伊勢島ホテルの再建を中心に話が進んでいきました。

百戦錬磨の強敵、ホテル専務の羽根(倍賞美津子)と、若社長の湯浅(駿河太郎)の誠実さが好対照でした。彼は実は笑福亭鶴瓶の長男。地味に父子共演です。※NHK朝ドラ「カーネーション」では糸子(尾野真千子)の夫役でした。




東京中央銀行京橋支店

半沢はいよいよ大和田常務(香川照之)との対決姿勢を鮮明にしてきました。
彼はかつて京橋支店の支店長を務め、伊勢島ホテルとの黒い関係を築き上げました。
後任の支店長も岸田取締役(森田順平)、貝瀬(川原和久)と大和田の息がかかった旧産業中央銀行出身者で占められています。 支店が入る設定になっているのは大手町の日本ビルヂングでした。

このほか、半沢と渡真利(及川光博)が会っていた瀟洒なカフェは丸の内の三菱一号館美術館のCafe1894。
岸田取締役の自宅は、東雲のビーコンタワーレジデンス。地上41階、湾岸エリアに建つタワーマンションです。女のバトルはここが舞台になりそう。
また出向中の近藤(滝藤賢一)が経理部長を務めるタミヤ電機。その本社は高輪の理研機器ビルだと思われます。



東京中央銀行大阪西支店

1部で半沢が融資課長をつとめていた東京中央銀行大阪西支店。
外観として用いられていたのは梅田阪急ビルでした。低層を阪急うめだ本店、上層をオフィスタワーとする複合ビルです。
「大阪西支店」との設定ですが、ぜんぜん西じゃありません。大阪の中心、もしくは北ですね。


ビル壁面に「東京中央銀行」の看板がありましたが合成です。
銀行内部の撮影は東京の緑山スタジオにセットを組んで行われています。


半沢が支店前の歩道橋を走っている姿もよく映っていました。 JR大阪駅と阪急百貨店、阪神百貨店を結ぶ関西人にとって馴染み深い歩道橋です。 2013年、ロート製薬がネーミングライツを取得し「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」と命名しました。


東京中央銀行大阪西支店 屋上

東京中央銀行大阪西支店(梅田阪急ビル)の屋上設定でロケが行われたのは
梅田スカイビルの空中庭園展望台。
3話で、部下の中西(中島裕翔)が半沢に小木曽人事部次長(緋田康人)の不正を
告白しようとするシーンなどで使われました。
高さ170m、屋外の展望スペースから眺める梅田の超高層ビル群は絶景です。料金700円。
ちなみに梅田阪急ビルは15階に展望スペース(無料)が設けられています。

→ 高さ日本一の超高層ビル!あべのハルカスの空撮




竹下金属

半沢と共に東田を追う竹下清彦(赤井英和)が社長を勤めていた竹下金属工業。
その工場の前で会話するシーンが何度かありました。通天閣と大隅アパートの看板…
これだけヒントがあれば特定は余裕。 JR新今宮駅前の空き地北側ですね。




大阪駅前の密談シーン

渡真利(及川光博)が半沢に色々と忠告するシーンがありました。 そこで使われていたのはヒルトンプラザウエスト6階にあるヒルトンプラザホール・グランカフェだと思われます。 窓が大きく、大阪駅も一望できます。

舞子のマンション

西大阪スチールの東田社長(宇梶剛士)と未樹(壇蜜)が隠れ住んでいた舞子のマンションは「ティオ舞子」(26階建て)です。 明石海峡大橋をバックにしていましたが、実際にその通りのロケーションで、橋のたもとに立地しています。 ただし、半沢と東田が乱闘していたシーンは別の場所でロケが行われていると思います。


大阪国税局

ラブリンこと片岡愛之助が演じる黒崎俊一。オネエ演技が見事にハマっちゃってます。 彼が統括官をつとめる大阪国税局があるのは大阪合同庁舎第3号館。 実際に大阪国税局が入ります。ドラマでもチラッと映りました。




大阪道頓堀でのシーンも多かったですね。あの時間帯によくロケが敢行できたなと感心します。
グリコの看板の向かい、戎橋のたもとでは、半沢が未樹にネイルサロン出店のための融資を持ちかけました。 心をひらいた壇蜜が喋った関西弁。あまりの下手さに思わず仰け反ってしまった方も多いかと。


未樹が半沢をひっぱたいたのは相合橋。 “あいあうばし”と読みます。 戎橋から東に2つ目の橋です。


未樹がホステスとして働いていた「Artemis」(外観)は道頓堀川沿いにあるジラフ大阪(GIRAFFE osaka)。 メインフロアが2つあるという関西最大級のクラブです。



このほか1話で半沢が高台で夜景を眺めるシーンは六甲山の芦有ドライブウェイ 東六甲展望台でのロケです。
東京中央銀行の社宅は、太陽の塔のそばの設定でしたが風景を合成してましたね。ただ、半沢が最寄り駅である万博公園公園駅で 携帯で話しているシーンがありました。わざわざそのシーンの為だけに行ったようです。芸が細かい!
大阪西支店の支店長、浅野が 家族で訪れていた大水槽のある水族館は「アクアワールド大洗」(茨城県大洗町)でした。




半沢直樹 第6話あらすじ(TBS公式HPより)


半沢(堺雅人)が東京中央銀行本部、営業第二部次長に栄転し、既に1年が経とうとしていた。ある日、部長の内藤(吉田鋼太郎)に呼び出された半沢は、突如大きな仕事を背負わせれることになる。それは老舗ホテルである伊勢島ホテルの経営再建と、近く金融庁が東京中央銀行に対して行う「金融庁検査」への対応だった。 伊勢島ホテルは長く業績が低迷し、東京中央銀行が200億円の融資をしたばかりであったが、その直後、資金の運用失敗で120億もの損失が出ることが明るみになったばかりであった。 . 大阪で回収不能と思われた5億の不良債権を回収した半沢だが、120億となると次元が違う。「自分には無理だ」と言う半沢に対して、この案件は頭取(北大路欣也)命令であると内藤は告げる。 早速再建のために奔走する半沢だが、今回の巨大案件には伊勢島ホテルの羽根専務(倍賞美津子)はじめ様々な立場の人間の様々な思惑が錯綜しており、早期に事態の収拾を図ることは不可能のように思われた。