1894年に完成した丸の内最初のオフィスビル、三菱一号館。 1968年に惜しまれつつ解体されたが2009年、3棟を建て替えた丸の内パークビルディング開発に伴って、 同じ街区にレプリカ再現。三菱一号館美術館として再出発した。
かつての三菱一号館(解体時は東九号館)はイギリス人建築家、ジョサイア・コンドル設計によって完成した明治期を代表する西洋風建築。 急勾配のスレート葺き屋根を戴く赤煉瓦建築として高い建築的・文化的価値を持っていた。 建築史家の村松貞次郎氏は「国宝級の明治建築」とまで述べており、建築家を中心に保存運動が展開された。
■三菱一号館 地上3階地下1階建て 延べ床面積:5000m2 竣工年:1894年