関電不動産が手がけた旧・宇治電ビルディングの建て替えプロジェクト。 弁護士事務所などが多い西天満エリア、国道1号線沿いに2014年10月完成した。
オフィスフロアの1フロア貸室面積は325坪。中央に「光庭」を配して自然換気に利用。自然光も取り入れる。 またBCP対応として連続48時間運転可能な非常用発電機を設置する。 CASBEE大阪みらい(大阪市建築物総合環境評価制度)の最高ランクとなる「S」を取得している。
主要オフィステナントは関電L&A本社と岩谷瓦斯大阪本社。関電L&Aはリース・保健事業などを展開する関西電力のグループ企業で、8,9階の2フロアに入居した。移転元は四ツ橋セントラルビル(西区)。 岩谷瓦斯はイワタニグループの産業ガスメーカーで13階に大阪本社に入居。移転元は日土地堺筋ビル(中央区)。
低層部にはポルティコと呼ばれるピロティ式の外部歩廊を街路に沿って配置。 店舗区画にはデイリーヤマザキとドトールコーヒーが出店している。
旧・宇治電ビルの特徴だった女神像のレリーフはPC化して保存されている