三菱地所の丸の内再構築第2ステージ第1弾プロジェクトとして完成した高さ157m(最高部は170m)の超高層ビル。 三菱商事ビル、古河ビル、丸の内八重洲ビルの3棟を一体的に建て替えた。また、同じ街区の一角に明治時代を代表する西洋風建築である三菱一号館をレプリカとして再現、 美術館として活用している。
基準階床面積は1,093.43坪と丸の内でも最大級。三菱商事と新日本製鐵が本社を構える。 B1~4Fは丸の内ブリックスクエアという商業ゾーンになっている。街区に整備された1500㎡の中庭空間「一号館広場」には多様な植栽がなされ、ガス灯、噴水なども設置された
建て替えられた3棟のうち、特に丸の内八重洲ビルの建築的価値が高く保存要望も出されたが、聞き入れられなかった。
■三菱商事ビル 地上15階地下4階建て 延べ床面積:55274m2 竣工年:1971年
■古河ビル 地上9階地下4階建て 延べ床面積:51637m2 竣工年:1965年
■丸の内八重洲ビル 地上8階地下1階建て 延べ床面積18379m2 竣工年:1928年