御成門交差点そばにあった3つのパナソニックビルのうちの1棟で、東京本社の一翼を担っていた。 隣接する2つのビルとともに売却され、パナソニックはパナソニック東京汐留ビルに集約移転。 建物跡地には2015年、オフィスビル「フロントプレイス御成門(現・菱進御成門ビル)」が竣工している。
1955年、松下電器産業の東京支店ビルとして完成し、1966年からのおよそ10年間は松下電工が東京拠点を構えた。 ナショナルビル、御成門ナショナルビル、ナショナルビル別館、ナショナルビル2号館などとも呼ばれ、かつてはビル屋上の正面中央に「ナショナル」の円い看板が掲げられていた。